アウトリガとは?

アウトリガ

アウトリガとは?

クレーン車などの移動式作業車の場合、機械を固定する基礎工事 を行う事が出来ません。
(基礎を打ってしまうと移動出来ない!!)
このため、何らかの方法で、作業時の安定を図る必要があります。
これを行うのが「アウトリガ装置」です。
具体的には、左の写真の矢印ように作業車の車体から
横に張り出された足のような構造をしています。

 

カント修正

もし、アウトリガ装置なしに作業をしてしまったらどうなるでしょうか?
作業機は、その作業時に自身の重さやワーク荷重により 車体を転倒させようとする力が発生します。
これに対し車体自重とタイヤの接地反力だけで転倒しないように しなければなりません。
しかし、トラックのタイヤやサスペンションは作業機から見ると非常に柔らかく、アウトリガなしの状態では、作業機を少し 動かしただけでも車体全体が「グワン、グワン」と揺れて しまいます。これではとても作業出来ません。

 

カント修正

このためアウトリガをしっかり張出し、作業機を安定させます。
アウトリガを張出すと、見違えるほどしっかりします。
ただし、張出す地盤によってその安定力に大きな差が 出てしまうので、十分注意する必要があります。
特に不整地ではその土の種類により大きく異なり、下に板を敷いたり、場合によっては別の対策が必要となります。
たまにクレーン車の転倒事故をニュースで見ますが、そのほとんどが過荷重か、地盤の問題によるものです。

 

アウトリガ反力

アウトリガを設置したばあい、吊り荷と装置全体の荷重との合計がアウトリガ反力という形で発生します。
アウトリガ反力は設置された地面が受け持つので、地面には十分な強度を有する事が求められます。

地面が岩盤のように頑強であれば理想的ですが、、そうではない場合がほとんどです。
手で運ぶ事が出来る比較的小さな敷き板を用意しておいて、これをアウトリガの下に敷いて路面の補強を するという手法がよく行われます。この敷き板の事を「スリッパ」と呼ぶ事もあります。

造成工事現場など、非常に地面が不安定な場合「スリッパ」程度では不十分なこともあります。 こういった場合、地面にもっと大きな鉄板を敷いて作業を行います。
業界では「敷鉄板」(しきてっぱん)と呼び、厚さ20mm〜30mm、大きさ1500mm×3000mm〜6000mm 程度の 敷鉄板がよく使われています。

アウトリガは、地面と接する部分にお皿のような形状の部品が取り付けられます。 この部品を「フロート」と呼びます。
フロートにはジャッキ装置に直付のもの、ピンジョイントのもの、ボール状のユニバーサルジョイントが 取付られたものなどがあります。

小型クレーンでは直付のものを良くみますが、この部分は路面の凸凹に合わせる 必要があるので、装置が大型になるにつれて、直付 ⇒ ピンジョイント ⇒ ユニバーサルジョイント とグレードアップしてゆきます。

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