ブームとは
ブーム式作業機とは
トラックに搭載されているクレーンに代表されるような、棒状の構造物を有する作業機を通称でブーム式作業機と呼びます。
ブーム式作業機は通常、 1本~数本 までを 組合わせた構造 になっています。
そして作業に合わせてブームを動かします。 そのブームを動かす方式により、主に次の2つに大別されます。
そして作業に合わせてブームを動かします。 そのブームを動かす方式により、主に次の2つに大別されます。
屈折式ブーム
伸縮式ブーム
ブームとブームが、ちょうど 釣り竿のように 入れ子になっており、外側のブーム から内側のブームがスライドしながら 伸縮 します。ブーム内部(場合によっては外部)には 油圧シリンダー が装備されており、この油圧 シリンダーの伸縮によってブームが 伸縮 します。 ブームが多段にわたるときはシリンダーを 複数本装備 するか、チェーンやワイヤー を介して複数箇所の伸縮を行います。 |
組み合わせブーム
折式ブームと伸縮式ブームとが組み合わされたブームです。伸縮や屈折だけでは出来ない複雑な動作が可能となります。 ただ、構成するブームの本数が多くなるので、どうしても大がかりな装置になってしまいまいがちです。あと、構成要素が多くなればなるほど、ブーム先端での揺れやたわみが多くなってしまう傾向にあります。 |